タイトル:わくわく Park elements 【遊具&景観施設】総合カタログ VOL.31 :株式会社サトミ産業

ページ
322/330

わくわく Park elements 【遊具&景観施設】総合カタログ VOL.31 :株式会社サトミ産業 の322ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

電子ブックカタログ:わくわく Park elements 【遊具&景観施設】総合カタログ VOL.31 :株式会社サトミ産業

2精密点検精密点検とは、定期点検・日常点検などにより、機能の不具合が発見された場合に、専門技術者により分解作業を行ったり、測定器などを使用した詳細な点検を行うものです。修繕の必要性や使用継続の可否を決める判断材料としています。当社では、JPFA超音波肉厚測定器(写真1)や、JPFA型落下衝撃記録装置(写真2)を使用し、化学的な状況分析を計る精密点検を行っております。また、専門工具を必要とし、重要な部位を見極める分解検査なども行っております。1 JPFA超音波肉厚測定器鋼管等の残存肉厚測定検査を行います。スチールの劣化現象である腐食の度合いなど、目視・触診・聴診・打診以上に詳細な点検となります。一見して劣化が無いように思われる遊具でも、超音波肉厚測定器による検査で劣化が発見される場合もあります。12 JPFA型落下衝撃記録装置遊具の事故はほとんどが遊具からの落下によるものです。また遊具からの落下時、最も懸念されるのは頭部へのダメージです。その対策としては、衝撃吸収性能を有する素材の敷設が望ましいとされています。しかし、どのような素材であっても、経年劣化(硬化や敷設厚の減少など)により初期性能が低下してしまう事は避けられません。そのためにも適切にメンテナンスを行う必要があるのです。その際に必要となるのが、この落下衝撃記録装置です。2従来の屋外における測定は、センサー、アンプ、パソコンなどが別々に必要とされていた為、非常に大変なものでした。しかし、このJPFA型「落下衝撃記録装置の場合、センサー、アンプ、計算装置、ディスプレイなどが本体に内蔵されており、持ち運びが可能なため、実際に現在遊具が設置・使用されている現場の地盤や衝撃吸収素材(ゴム・砂・木チップなど)の落下時衝撃吸収性能を評価することができます。※経年劣化による敷設素材の変化(例:ゴム素材の舗装)試験高さから自然落下させる事で、必要な測定結果をその場で得ることが可能です専用ソフトにデータ取得する事により、結果を詳細に確認できます資料本体ディスプレイには必要な情報(G - m a x値、HIC値、落下高さ)が表示され瞬時に結果確認できます315