タイトル:わくわく Park elements 【遊具&景観施設】総合カタログ VOL.31 :株式会社サトミ産業

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概要

電子ブックカタログ:わくわく Park elements 【遊具&景観施設】総合カタログ VOL.31 :株式会社サトミ産業

JPFA-SP-S:2014に対応した安全性ゾーンニング・対象年齢遊具は幅広い年齢層の子供たちに利用されます。しかしながら幼児と児童とでは運動能力や危険回避能力が異なる為、その年齢に応じた行動や身体モジュールを考慮した遊びのアイテムを取り入れていかなければなりません。適切に幼児向けと児童向けのエリア分けを行う。若しくは遊具対象年齢分けを行い、混在を回避した配置計画を提案いたします。例)児童ゾーン幼児ゾーン幼児3~6才児童6~12才幼児から児童まで3~12才遊具安全利用表示子供の遊び場にとって万が一の事故を軽減する為に欠かせない要素として製品における「安全規準」を設定すると同時に利用する立場の安全に対する意識を高める為の「遊具の安全利用表示」の設置が望まれます。当社では(一社)日本公園施設業協会により制定された安全利用表示の標準製品を推進、普及を図り事故の軽減を努めています。※当社が納入させて頂く遊具には「年齢表示シール」及び「注意シール」を添付しています。年齢表示シール遊具個別注意シール※コンビネーション遊具等には安全サインのセット購入を推奨しています。※年齢表示シール、注意シール、安全サインの詳細についてはP.275をご参照ください。遊び場安全サイン(施工例)遊具種類別(3大)注意シール標準使用期間遊具を構成する部材には、標準使用期間を通して使用される構造部材と、期間内においても修繕することを前提とする消耗部材があります。標準使用期間は、通常の気象条件、立地条件、利用状況及び適切な維持管理状況のもと、安全上支障がなく利用することができる期間として、構造部材として使用する素材の特性等を考慮し、製造者が遊具の設計・製造時に設定するものです。遊具の標準使用期間は適切に維持管理される条件下において、構造部材が鉄製の場合には15年、木製の場合には10年を目安としています(その他の素材については、その特性などを考慮します)。遊具に使用する構造部材は、標準使用期間内はその機能を全うすることができるように適切に維持管理されることが必要です。利用による摩耗などがあらかじめ予測される消耗部材は、標準使用期間内に数回交換、補修することを前提として設計する部材(部品)であり、容易に交換・補修できるように設計します。また、構造部材あるいは消耗部材の中で、その部材の破損により遊具の機能に重大な損害(利用者の落下、遊具の倒壊など)を与えるおそれのある部材を最重要部材といい、特に安全に配慮した設計、材料の選択を行っています。※定期点検時の対応など、適切な維持管理が必要です。維持管理については、P.313~P.320も参照ください。容易に交換することができない部材【遊具に使用する部材の考え方】構造部材最重要部材消耗部材破損した場合、遊具の機能に重大な損害を与えるおそれのある部材交換・補修することを前提とした部材(部品)【主な消耗部材(部品)とその推奨交換サイクル】ブランコ遊具スプリング遊具回転ジャングルジムローラーすべり台ロープウェイネットクライマーロープクライマー吊り金具・チェーンなど回転軸スプリング軸受けローラーケーブル滑車部握り部ネットロープ消耗部材(部品)ワイヤー入りロープ推奨交換サイクル3年~5年3年~5年5年~7年5年~7年5年~7年5年~7年5年~7年5年~7年5年~7年5年~7年7年~10年※推奨交換サイクルは維持管理を行うための目安です。点検の結果、摩耗などが確認された場合は、摩耗の度合いや推奨交換サイクルを参考に取り替えてください。※スプリング遊具のスプリングは、目視診断の結果、亀裂などが確認されない場合でも内部で金属疲労が進み、破断が生じることがあるため、推奨交換サイクルを基本に取り替えることが安全確保の観点から望ましいです。資料312